どんな工事が必要?
「乾太くん設置に必要な工事は?」
乾太くんの設置には複数の工事が必要です。ガス配管工事、排気ダクト工事、電気工事などなど・・・また、設置する場所によっても内容が変わってきたり、そもそも設置が難しい場合もありますので、設置できるか気になる方はご連絡いただければ現場確認をさせていただきます。
乾太くん設置に必要な工事一覧
⚠️ 重要なお知らせ
設置に伴う工事には専門資格が必要な内容も伴いますので、ご自身で設置せず必ず販売店へご依頼ください。
ガス配管工事
乾太くん専用のガス配管を設置します。ガスボンベの設置、ガスメーターの設置、配管の延長、壁貫通(室内設置の場合)、ガスコック(元栓)の設置を行います。
排気ダクト工事
乾燥時に発生する湿気と熱気を屋外に排出するダクトを設置します。壁に直径約10cmの穴を開けて排湿筒を通すか、窓用パネルを使用します。
電気工事
乾太くん専用のAC100Vコンセントを設置します。近くにコンセントがない場合は、新規配線工事が必要になります。
設置台組立・本体設置
乾太くん専用の設置台を組み立て、本体を安全に設置します。洗濯機の上に設置する場合は、専用の積み重ね台を使用します。
設置場所による工事の違い
室内設置の場合
洗面室やユーティリティルームなど、室内に設置する最も一般的なパターンです。
メリット
- 天候に左右されない
- 本体の劣化が少ない
- 操作しやすい
- 盗難の心配がない
デメリット
- 排気ダクト工事必須
- 壁に穴開けが必要
- 設置スペース確保
- 室内の湿度上昇リスク
必要工事: 壁穴開け、排気ダクト設置、ガス配管、電気配線、本体設置
屋外設置の場合
ベランダや軒下など、屋外に設置するパターンです。雨水対策が重要になります。
メリット
- 排気ダクト工事不要
- 壁に穴を開けない
- 室内スペース不要
- 湿気の影響なし
デメリット
- 雨水対策必須
- 保護カバー必要
- 本体劣化リスク
- 冬季の凍結注意
必要工事: ガス配管、電気配線、本体設置、保護カバー設置
設置工事の流れ
1
現地調査・見積もり
設置場所の確認、必要な工事の洗い出し、正確な見積もりを作成します。
2
工事日程調整
お客様のご都合に合わせて工事日程を調整いたします。
3
ガス配管工事
ガスボンベ設置、配管延長、ガスコック設置を行います。
4
排気ダクト工事
壁穴開け、排湿筒設置、外壁処理を行います。
5
電気工事
専用コンセントの設置、電気配線工事を行います。
6
本体設置・試運転
乾太くん本体設置、接続確認、試運転を行い完成です。
設置工事の注意点
よくある設置の問題
構造上の制約
建物の構造(筋交いなど)により、予定していた場所に排気ダクトを通せない場合があります。新築の場合は設計段階での相談が重要です。
採光窓への影響
排気ダクトの位置によっては、既存の採光窓を塞ぐ必要がある場合があります。事前の配置検討が必要です。
高気密住宅での課題
高気密住宅では排気ダクト用の穴開けにより気密性能が低下します。気密性を重視する場合は事前にご相談ください。
既存設備との干渉
既存の配管や配線と干渉する場合があります。ユニットバス周辺では特に注意が必要です。
新築時の導入をお考えの方へ
新築で乾太くんを導入される場合は、設計段階での早期相談が重要です。排気ダクトの通り道、ガス配管のルート、電気配線の計画を工務店と事前に打ち合わせることで、スムーズな設置が可能になります。建築途中での追加は制約が多くなる場合があります。
まとめ
設置工事のポイント
- 専門工事が必須 → ガス・電気・排気ダクトの専門技術が必要
- 事前調査が重要 → 設置可能性と工事内容の確認
- トータル費用の把握 → 本体価格+工事費で予算計画
- 設置場所の選定 → 室内・屋外それぞれのメリット・デメリット
- 建築制約の確認 → 新築時は設計段階から相談